美花だが好き嫌いが別れる サボテン
-
- 品種名
- 金紐(きんひも)
-
- 詳細
サボテン科ディソカクタス属(アポロカクタス属)の有名品種。
乾燥地帯に自生する丸型・柱型・うちわ型サボテンとは異なる「森林性サボテン」に属します。
クジャクサボテンやシャコバサボテンの仲間ですね。
確かに花はシャコバサボテンに似ています。
春と秋はやや半日陰で、夏は50%の遮光下、冬はよく日光に当てます。
耐寒性に優れるので霜に当たらない限りは周年戸外栽培がおすすめです。
気をつけたいのは金紐は「湿度高めが好き!」ということ。
これは乾燥地帯に生きるサボテンと大きく異なる点で、森林性サボテン全般に共通します。
ここで言う「湿度」とは、鉢土を極端に乾燥させない意味の「土壌の湿度」もあるのですが、生育場所の「空中湿度」のことです。
日本の夏場は自ずと空中湿度(つまり人が感じる湿気ですね)が高いのでちょうどいいのですが、空気が乾く秋~冬~春中頃は土に水を与える時はもちろん、日頃から体全体に水をかけてやるのが大切です。
花は4月咲き。
金紐はその特異な姿と花の美しさから人気がある一方、「ヘビみたいで苦手~っ」と言う声も少なからずあり。
あなたはいかがですか?